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アクセスが増えてきたと思い喜んでいたらリファラースパム(referer spam)の仕業だった…

最近、アクセスが少し増えてきたなと感じGoogleアナリティクスを確認してみると、特にオーガニック検索が増えた様子はなく… 参照元/メディアを見てみると4webmasters.orgtrafficmonetize.orgからのアクセスが多い事に気づきました。

早速、何だろうと思いアクセスしてみると何も表示されず… ドメイン名で検索してみると何やらリファラースパムといった手口のようで、アクセス解析で目立つ足跡を残し気にならせアクセスさせるのが目的のようです。 自分は、まんまと相手の思惑どおりに行動をとってしまったようです…

Googleアナリティクスでリファラースパムを確認

リファラースパムをGoogleアナリティクスで確認するには、「レポート > ユーザー > ユーザーの環境 > ネットーワーク > ホスト名」で確認できます。 Googleのキャッシュなどのリファラーもあるようなので、全てのリファラーがスパムとは限らないようです。

上記のデータでは、4webmasters.orgがリファラースパムとなります。

Googleアナリティクスでのリファラースパム対策方法

増えていくリファラースパムドメインに対して1つ1つにフィルタをかけるのが面倒だなと思ったので、諦めようとしていたら自サイトのホスト名のみ計測するフィルタをかければよいとの記事を見つけ試してみました。

フィルタの設定は、「アナリティクス設定 > フィルタ > +新しいフィルタ > ビューにフィルタを追加」で行えます。 各項目の設定は、下記の通りです。 最後に保存を押して設定完了です。

ビューにフィルタを適用する方法を選択 新しいフィルタを作成
フィルタ名 任意
フィルタの種類 定義済み
フィルタの種類を選択 右のみを含む
参照元かリンク先を選択します ホスト名へのトラフィック
式を選択します 等しい
ホスト名 計測対象のホスト名

Googleアナリティクスでのリファラースパム対策結果

リファラースパム対策フィルタを作成後は、3日間ようすを見ましたがレポートにリファラースパムのアクセスが反映されなかったので対策の効果はあったと思います。 ただ、リファラースパムの次にオーガニック検索汚染スパムなるものがあるようなので、レポートを注意して見ていこうと思ういます。

主だったリファラースパムドメインの一覧

リファラースパムの被害が多そうなドメインは下記のドメインのようです。
もし、該当するドメインがレポートにあれば何らかの対策をした方がよさそうですね。

4webmasters.org
addons.mozilla.org
aliexpress.com
best-seo-offer.com
best-seo-solution.com
bestwebsitesawards.com
blackhatworth.com
buttons-for-website.com
buttons-for-your-website.com
buy-cheap-online.info
darodar.com
econom.co
etc.com
free-share-buttons.com
googlsucks.com
hulfingtonpost.com
humanorightswatch.org
ilovevitaly.co
ilovevitaly.com
iskalko.ru
lumb.co
masamunelink.com
o-o-6-o-o.com
pornhub-forum.ga
priceg.com
savetubevideo.com
semalt.com
simple-share-buttons.com
social-buttons.com
trafficmonetize.org
traffic-paradise.org
theguardlan.com

【参考Webサイト】

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